ぎっくり腰とは、急に腰の激痛が生じる現象のことをいいます。ぎっくり腰には捻挫、椎間板ヘルニア、一時的な椎間板の変形の3パターンがあり、ぎっくり腰というと、大抵、捻挫のこといいます。この腰を捻挫した状態を急性腰痛といい、多くの場合、直立不能で前かがみになってしか歩けなくなってしまいます。前かがみ気味に横にくの字でないと歩けなくなってしまうケースがありますが、これはさらに重度の捻挫になってしまった場合です。
ぎっくり腰は重い物を持ったり、前屈みの姿勢を取ったときに起こりますが、咳やくしゃみをしたときになってしまう場合もあります。
ぎっくり腰の痛みの原因は、骨盤が歪んでじん帯が伸びたことによって起こります。捻挫ですので足や手首を捻挫するのと一緒なのですが、腰の場合、足や手を捻挫するのに比べて、腰の捻挫は痛みが非常に強くなります。
ぎっくり腰はじん帯が伸びているのが原因のため、お風呂に入って温めたり、湿布などをはったりすると症状を悪化させてしまいます。
ぎっくり腰の場合、腰を温めるのではなく、冷やすのが効果的です。
そして、整体の利用をおすすめします。
ぎっくり腰は、そのままでも数日から10日程度で痛みが収まりますが、骨盤を歪んだままにしておくと、肩がこったり頭痛が起こるようになってしまいます。そのため、整体を利用して骨盤の歪みを矯正して健康な状態にすることがおすすめなのです。